「子どもが小学生に上がる前に、長く安心して住める場所をしっかり決めたい」
我が家が二世帯生活を検討し始めたのは、そんな時期でした。当時の我が家の状況はこんな感じです。
- 夫(私): 30代後半/会社員(営業職)
- 妻: 30代前半(第二子妊娠中で産休中)/会社員(営業職)
- 子ども: 4歳(長女)+お腹の中に一人
共働きで営業職として働きながら、4歳の子育てと妊娠生活を送る毎日。頼れる実家の存在は大きく、妻の両親との二世帯生活を本格的に考え始めました。
さまざまな選択肢を検討した結果、我が家が選んだのは「妻の両親と同じマンションの別部屋(隣居)」という形でした。
結論からお伝えすると、この選択は大正解でした。子育てに十分なリソースを割きながら、共働き(ダブルインカム)を維持して資産形成まで順調に進められており、家族全員が非常に満足度の高い日々を送っています。
今回は、二世帯住宅の定番である「戸建て」ではなく、なぜ我が家が「マンション内二世帯」にたどり着いたのか、そのリアルな決断プロセスをお話しします。
1. 最初は「戸建て二世帯住宅」も頭にあった
二世帯住宅と聞くと、まず頭に浮かぶのは「大きな戸建て住宅」ですよね。我が家も例に漏れず、最初は注文住宅のモデルハウスを見に行き、戸建てでの二世帯生活を検討していました。
ハウスメーカーを巡り、「どんな間取りがいいか」「どのメーカーで建てるか」など、具体的なイメージが膨らみ、ワクワクしていた時期もありました。しかし、具体的に検討を進めるにつれて、いくつかの大きな不安や壁にぶつかりました。
土地探し難民と、地価高騰の壁
我が家は親世代も土地を持っているわけではなかったため、まずは「土地探し」からのスタートでした。しかし、探せば探すほど出てくるのは、立地や形状がイマイチな土地ばかり……。 さらに昨今の地価高騰も相まって、「希望の土地代 + 二世帯用の注文住宅の建築費」を合計すると、非常に高額になってしまうことが分かったのです。
将来、この広い家はどうなるのか?という不安
金額面だけでなく、「将来」に対する不安もありました。 いつか親がいなくなり、子どもたちも成長して家を出て行ったとき、残された夫婦ふたりで「二世帯分の広い家を持て余してしまうのではないか」という懸念が拭えなかったのです。
2. 「同じマンション内で暮らす」という選択肢との出会い
そんなとき、ふとしたきっかけで浮上したのが「同じマンション内で2部屋購入する」という選択肢でした。
費用感を比べて気づいた衝撃の事実
新築マンションの価格を調べて計算してみたところ、「新築マンションを2部屋買う費用」と「注文住宅で二世帯住宅を建てる費用」が、実はそこまで変わらないことに気づきました。
しかも、マンション2部屋であれば以下のようなメリットが見えてきたのです。
- 広さと装備: 2部屋分の専有面積を合わせれば、戸建て二世帯並みの広い空間が手に入る(しかも玄関も水回りも完全別々のフル装備!)。
- 資産性と立地: マンションは駅近など立地が良い物件が多く、年数が経過しても資産価値が落ちにくく手離れが良い。
- 将来の不安解消: 部屋が分かれていれば、将来的に賃貸に出す・売却する・自分たちや子どもが使うなど、柔軟に対応できる。
家族との話し合いと反応
戸建てへの憧れが全くなかったと言えば嘘になりますが、抱えていた懸念点がすべてクリアできる魅力には勝てませんでした。
妻や義理の両親に「同じマンションで2部屋買うのはどうかな?」と提案し、リアルな費用感や将来の出口戦略を交えて話し合ったところ、「それなら現実的だし、お互いの懸念も消えるね!やってみようか」と前向きに一投稿で意見がまとまりました。
3. 戸建てではなく「マンション内別部屋」にして確信した3つのメリット
実際に同じマンション内で暮らし始めて、戸建て同居ではなく「マンション内二世帯」にして本当に良かったと実感しているポイントが3つあります。
① 完全分離のプライバシー(自分の家に帰れる安心感)
玄関も水回りも完全に別の「完全二世帯」なので、生活音が気になることは一切ありません。自分の部屋に帰れば100%自分たちのプライベート空間です。 また、戸建ての1階・2階同居と違い、マンションの高層階を選べるため、日当たりや眺望が良い快適な環境で過ごせるのも大きなメリットでした。
② 将来の出口戦略が立てやすい(高い資産性)
これが資産形成の面で一番大きなメリットです。 不動産サイト(SUUMOなど)を見ていると分かりますが、売主のこだわりが強く反映された戸建ての二世帯住宅は、中古市場でなかなか買い手がつかず売れ残っているケースが多く見られます。
その点、標準的な仕様のマンション一室であれば、将来親がいなくなったり家族構成が変わったりした際にも、「片方の部屋を売却する」「賃貸に出して家賃収入を得る」という戦略へ簡単にシフトできます。
③ 移動数十秒で子育てを助け合える「絶妙な距離感」
子育て面では、感謝してもしきれないほどの恩恵を受けています。 同じマンション内なので、移動はエレベーターや廊下を通って徒歩数十秒。
子どもの習い事の送迎を頼んだり、仕事で遅くなった時に食事を作ってもらったりと、困った時にすぐ駆けつけられる「絶妙な距離感」です。親世代にとっても、孫の成長を日常的に近くで見守れる喜びがあるようです。
4. まとめ:マンション内二世帯はこんな家族におすすめ
二世帯住宅といえば戸建てが主流と思われがちですが、「同じマンションの別部屋で暮らす」という選択は、現代の共働き子育て世代にとって非常に理にかなったスタイルだと実感しています。
- お互いの生活空間とプライバシーをしっかり守りたい
- 子育てや万が一の際に、すぐ助け合える環境がほしい
- 将来の資産価値や、家を持て余すリスクを回避したい
このように考えているご家庭には、「マンション内二世帯」という暮らし方を心からおすすめします!


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